まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

ナワシロイチゴ

ナワシロイチゴ 全景
バラ科
キイチゴ属
Rubus parvifolius L.

花は8mmから1cm程度。棘の多いつる性で這い性が強く、長さは2m程度が多い。
薄めで強烈なモーブの花色で、ときに萼も薄紫に染まる。
蕾、萼にも赤い棘のような毛が多く生える。
葉は鋸歯が目立つ。頂小葉が極端に大きく一見バランスの悪い三出複葉(三出羽状複葉で頂小葉の軸が伸びて目立つ。)。
果実は液果の集合で赤い。一見毒々しいが、味はともかく可食。

蕾と花の拡大

ナワシロイチゴ 蕾 ナワシロイチゴ 花 ナワシロイチゴ 花
蕾の時期は萼の赤い棘が目立つ。萼は基本的に明るめの灰褐色。
花はこれで咲いている状態で、花弁が先端でくっついていて開かない。花弁は細身で基部の方は強いくさび形なので、隙間からオシベの花糸が見えている。
花糸は赤紫に染まるものも。なお、時折オシベの葯が花弁の隙間から顔を出していることも。

葉の様子

ナワシロイチゴ 葉 ナワシロイチゴ 葉 3出複葉が多い
頂小葉が変に丸っこく大きく、頂小葉の柄が長めなので、バランスが悪い。
なお、よく育った株や、下部の方では、頂小葉が複葉化し始めていたり、実際に5出の奇数羽状複葉になっていたりする。わりと多く確認できるので、誤認注意。

果実の様子

ナワシロイチゴ 果実 ナワシロイチゴ 果実 形態的な特性に過ぎないと思われるが、結実率はそれほどは高くない模様。
集合果は綺麗なルビーのようなレッドで黄色味はない。果床との色のコントラストが美しい。
液果の形状は、太った水滴形。4mm程度。中の種子は3mm×2mm程度。
味はキイチゴ属らしい感じで、無理やり言えば甘みの弱いサクランボのような感じ。その中でも味が薄めで甘みが少ない感じがあるが、同時に食べ比べているわけではないのでよくわからない。

ほころんだ冬芽の様子

ナワシロイチゴ 冬芽 若い葉は白い毛だらけ。柔らかい。


(キイチゴはほかにもいろいろあるので上の「キイチゴ属」をクリック。)

花確認:
2006(F5)(F6)
2007(F5)(F6)(F7)
2008(F5)(F6)
実確認:
2006(C7)
2008(C7)
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