まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
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アオツヅラフジ

アオツヅラフジ トップ
ツヅラフジ科
アオツヅラフジ属
Cocculus orbiculatus (L.) DC.

花は3mm程度。目立たない。
つる性で、草本ではなく木本。2mから数mになる。秋冬にかなり枯れるが全滅はせず、完全に枯れた部分に混じって枯れた感じに見えるが中はちゃんとしている部分もあり、宿根レベルではなく地上のそれらが春あたりから段々復活する(※全体ではない。実際に枯れている部分はそのまま。)。茶色がかった部分に色が戻ってくるのでちょっとびっくり。
雌雄異株で、周辺では雄株の方がやや多いか。
葉は互生し、葉腋から花序を出す。
総状に花がつくが、雌株では花序が伸びておらずまとまってついている場合がかなり多い。雄株は長い総状を形成するのが普通。
なお、直接食べたりはできないようなので注意。(薬用用途のみか。)

全景(雄株)と花序(雄株)

アオツヅラフジ 雄株全景 アオツヅラフジ 雄株花序 雄株は大抵にぎやか。

雄花と雌花(2枚)の拡大

アオツヅラフジ 雄花 アオツヅラフジ 雌花 アオツヅラフジ 雌花 卵形で丸っこく湾曲した3つの萼片の中に目立たないがひづめ形の花被片が6枚ある。小さく色も地味だが複雑な形状。オシベやメシベの配列が面白い。

葉のバリエーションと葉裏の様子

アオツヅラフジ 葉 アオツヅラフジ 葉 アオツヅラフジ 葉 アオツヅラフジ 葉
アオツヅラフジ 葉裏拡大 卵形ベースで基部の左右が膨やや四角く張り出す形状で、その中で変異は多い。長さ3cmから10cm程度。4cmから5cm程度が多いか。
葉は少しつやがあるが、小さいうちは密生した毛で白銀に輝く。
葉裏は毛が多い。

茎の毛

アオツヅラフジ 茎と葉柄・花序 アオツヅラフジ 茎の毛 かなり毛深い。開出気味の目立つ白い軟毛。一応下向き。
花序は葉柄のそばから一部が茎に合着したままワンテンポ離れてから出ている。

果実と種子の様子

アオツヅラフジ 若い果実 アオツヅラフジ 熟した果実 アオツヅラフジ 特徴的な種子 6mmから8mm程度。熟すと美しい青紫で白っぽく粉がふき霜が降ったようになる。
表面はブルーベリーのようとも言える。2007年は8月半ばにきれいな色に熟した。
中には果肉に包まれた扁平で面白い模様のある種子が入っている。5mm×6mm程度。

冬の時期

アオツヅラフジ 果実 アオツヅラフジ 果実 白く被っていた粉は段々となくなってつやが出る。それより早くくしゃくしゃのしわだらけに水分が抜けていってしまうものが多いが、 中には丸いままこのようになるものもある。右の写真は同じものの表を写したもの。
粉がなくなるのは雨のせいか?
手で触っても簡単に取れてしまう。ブドウの粉のよう。


花確認:
2006(F7)
2007(F5)(F6)(F7)(F8)
2008(F6)(F7)
2012(F8)
実確認:
2006(C9)
2007(C7)(C8)(C9)(C10)(C11)(C12)
2008(C7)(C8)

宮城県版のアオツヅラフジ属
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