まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

オオイヌホオズキ

オオイヌホオズキ 花
ナス科
ナス属
Solanum nigrescens Mart. et Gal.

一応の基準は
花冠:4から6mmでアメリカイヌホオズキ、8から12mmでオオイヌホオズキ
花数:~4でアメリカイヌホオズキ、5から8でオオイヌホオズキ
とは言われる。相当に大きな花冠と、多い花序で花数が6であることからオオイヌホオズキとするが、5個以上は多くない。


花冠が白で丸く反り返る6mmから8mm程度の小さいものと、紫色の模様の入った(特に裏側は濃い)平開してそれ以上反り返らない1cm程度の大きなものが同じ花序に混じっているが、 ( 最初の写真では外2つが大紫、中2つが小白。 下の写真では外4つが大紫、中1つが小白。 ) (コンパクトデジタルカメラによるので紫が上手く出ていないが。) これについては、【オオイヌホオズキ】の【花について】を参照。

草丈は50cm程度で、頻繁に分枝しているようで横幅も50cm程度あり、樹形(草本だが。)は球形に見える。
茎は太い部分で8mm程度ある。
そばに同じ種と思われるものがいくつもあり、草丈は30cm程度と低めのものが多いのだが、それらも葉はどれも大きい。

オオイヌホオズキ全景 オオイヌホオズキ 花序
全体の様子と花序の様子。
紫のものと白のものが一緒に咲く。
花序は散状+離れた1つといった感じで、花数は1個、2個、3個、4個、5個、6個とまちまちだが、4個(3+1)のものと5個(4+1)のものが多い。
中心点から1cm近く離れて1回節があるものもある。

オオイヌホオズキ 葉 オオイヌホオズキ 茎 オオイヌホオズキ 茎
葉と茎の様子。
葉は間隔の大きめの鋸歯が基部側にあり、長さは大きいもので10cmもある。
若い葉には表面に毛が多く見えるが、大きくなった葉には少ない(目ではわかりづらい)。
先端に向かって寝た毛で、先端から基部に向かって撫でるとざらつく。

茎は節近辺のみが紫に染まる
稜がある。
棘様の硬い0.2mm程度の白いものが稜にかなりまばらにつく。
それとは別に白く柔らかい上方へ向いて茎に貼りついて寝ている「(」のような毛がある。

オオイヌホオズキ 果実 オオイヌホオズキ 種子 オオイヌホオズキ 果実
果実と種子の様子、イヌホオズキとの比較。
果実は黒熟したもので8mmから9mm程度。
果実のつやはそれほど多いとも感じないのだが、直接イヌホオズキと比較すると、つやがある。
(写真は白い反射紙に置いてフラッシュを反射させてみたもの。上がこの草本、下がイヌホオズキ。
なお、アメリカイヌホオズキのきれいな球形になる果実はイヌホオズキより更に一回り以上小さい。
果実期の萼は2mmから3mmあり、反り返らず平開に近い。(質が非常に薄く、色づき始めるまでは若干果実に張り付く。)
種子88個球状顆粒12個

【●イヌホオズキ】
【●アメリカイヌホオズキ】
【●カンザシイヌホオズキ】
【●オオイヌホオズキ】
【●イヌホオズキ】
【●オオイヌホオズキ】
【●テリミノイヌホオズキ群直立全縁】
【●テリミノイヌホオズキ群直立鋸歯】
【●テリミノイヌホオズキ群倒伏】

花確認:
2006(F6)(F7)(F8)(F9)(F10)(F11)
2007(F8)(F9)(F10)(F11)
2008(F7)(F8)(F11)
2012(F8)
実確認:
2006(C7)(C8)(C9)(C10)(C11)
2007(C9)(C10)(C11)
2008(C8)(C12)

宮城県版のナス属
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