まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

ニガナ

ニガナ 花
キク科
ニガナ属
Ixeridium dentatum (Thunb.) Tzvelev

花は1.2cmから1.5cm程度、草丈は15cmから20cm程度、環境に恵まれるとやたら茎の強い30cmから40cm程度のものも。
林内のためかあまり分枝していない個体がほとんどだったが、写真の個体はよく日の当たる位置だったため、よく分枝している。
各株内には頭花の舌状花の個数が5のものが9割以上、まれに6のものが混じっている。
姿は異なるが全体の質感自体はオオジシバリに似ている。

全景と花の拡大
ニガナ 全景 ニガナ 花拡大 あまり整わない集散花序に通常大量の花をつけるが、 林の奥の日のあたりにくい個体では1花序の花数が少なく、花序数も少なく、繊細な印象が強い。
その方がきれい。
花の黄色味は力強く、小さいがかなり目立つ。花後は強いオレンジになる。
最初に見た際にはどれも咲いていなくて、数個の終わった花とまだ開いていない蕾だけだったのだが、 数十分後に見に行ったら見事に咲いていた。
日当たりの非常によい写真の個体以外も、若干日が当たるものに限ってはちらほら咲き始めていた。

根生葉と茎葉、茎の様子
ニガナ 根生葉 ニガナ 中部の葉 ニガナ 茎
根生葉は葉柄が長く葉身が細長く、強く羽状に切れ込んだり、まったく切れ込まなかったりと形状の変異は大きい。
茎葉は基部が耳状に膨れて茎を抱き、また基部周辺には毛のような櫛の歯のような糸状の鋸歯が生え、 面白い。基部以外は、全縁のものと基部同様の鋸歯がまばらにつくものがある。
葉身のバランスとしては、基部が幅広く、その先で一旦窄まってまた段々広くなり、先で細くなり先端は尖る。
全体に細い。茎は無毛。
果実の様子
ニガナ 果実(痩果) 柄がなく平開してまっすぐな冠毛を持つ痩果で、頭花の花数(舌状花数)が5と少ないためみすぼらしいが印象的な状態。
5mm程度と長細い。

幼生株の様子

ニガナ 幼生株 ニガナ 幼生株 特に若い葉は異様にきれいに丸っこい広卵形。かわいらしい。若い葉には白い模様がある。面白い。各段階の葉がまったく異なる形状なので、それだけ目にしても分からない可能性もある。


花確認:
2007(F5)(F6)
2008(F5)(F7)(F8)
実確認:
2007(C6)
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