まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

ホソバツルノゲイトウ

ホソバツルノゲイトウ 全草
ヒユ科 ツルノゲイトウ属
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Alternanthera denticulata R.Br.

花は球状に集まり全体で4mm程度。丈は30cm程度だが、途中から立ち上がっていて、実際はもっと長い。40cmから50cmはある模様。ナガエツルノゲイトウやツルノゲイトウ程は這い性が強くない模様。
一応、這って接地している部分の節部からは発根を確認。

某河川高水敷の水路脇にて。この高水敷には少し離れた位置にツルノゲイトウも確認。


ツルノゲイトウ属の帰化植物は栽培用のものも含め多数国内に入っているが、たまたまナガエツルノゲイトウの繁殖ぶりが目に留まったのかそれだけが特定外来生物に指定されたが、これもそのうち殖えると思われる。
この種は中部以南となっている資料が多い。市内某河川で確認。千葉県植物誌2003の時点でも、県内では記録が2件しかないとの旨が記載されている。(※千葉県立中央博物館の研究員の方に生(半生)で送ったので今頃は博物館のハーバリウム内と思う。)

全景

ホソバツルノゲイトウ 全景 湾曲斜上する。最終的にやや立ち上がるものが多い。

花の様子

ホソバツルノゲイトウ 花 ホソバツルノゲイトウ 花序 花序は対生の葉腋にほとんど無柄に見える球状で二玉が多い。球状に見えるため散形かと思いきや実際には総状というか穂を形成。空いた花序を見つけられたので何とかわかる。他と比べると長いものだがそれでもせいぜい5mm程度。よく見ないと分からない。
花はやや橙味のある白褐色の5枚の各1.5mmから2mm程度の細長い花被片。子房は薄緑で扁平。

葉の表と裏の様子

ホソバツルノゲイトウ 葉 ホソバツルノゲイトウ 葉裏 葉は十字対生細く線形、長さ4cm程度で、不整でそれほど目立たない低いものだが、がたがたと確実に鋸歯がある。
中央脈以外は目立たない。一応無柄だが、基部に枕状の薄黄緑のぷっくりしたものがあり、結局葉柄のようなものか。
この上に枝や花がつく。

茎の様子

ホソバツルノゲイトウ 茎 ホソバツルノゲイトウ 茎の節の毛 茎は緑味のある褐色に染まり筋状にやや窪む。
下部では染まりはあまりない。
対生の葉と90度ずれた位置に白い列毛が生える(両側なので2本)。ただし若い部分だけのようで、育った部分ではほとんど無毛に近い。
上の段の左の、葉の写真に写る若い部分では縮毛がかなり密に生えているが、この段の左の写真(育った下部)では無毛。
また、これとは別に、節部分上側、葉の基部まで、横に列になって白い軟毛が上向きに伏して張り付いて生えている。(縮毛ではない。)

果実の様子

ホソバツルノゲイトウ 果実 果実は扁平で倒卵形でやや先端中央が窪みハート型というかリンゴ型。ツルノゲイトウの広いハート型とは異なる。
1.5mm程度。緑味は抜けて白褐色になり先端は赤紫に染まる
質が薄く中央部に扁平な種子が透ける。


花確認:
2007(F6)(F7)(F8)
実確認:
2007(C7)(C8)

宮城県版のツルノゲイトウ属
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