まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
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オオジシバリ

オオジシバリ トップ
キク科
タカサゴソウ属
Ixeris japonica (Burm.f.) Nakai

Ixerisはニガナ属と呼びたいところだが、どうもニガナは今はIxeridium(「ニガナに似た」)属へ行った模様。

花は頭花の径で2.5cmから3.5cm程度で、大抵3cm以上ある。丁度タンポポのようなサイズだが、小花(舌状花)の数ずっとが少なくすっきりしていて、黒っぽいオシベ葯筒の部分がつんと長く突き出ているのが印象的
乾燥にやや弱い模様で少し湿った場所に多く、その場所が乾燥すると萎びて枯れている場合も多い。
よく似ていてふたまわりくらい小さい頭花のジシバリ(イワニガナ)は多少の乾燥地でも生育できている。
法面等も含めた明るい草地や荒れ地、林縁から、少し明るければ林内の草地でも生育している。
花茎の途中で分枝し、2、3頭花になるのが普通。花茎の途中にごく小さな尖った鱗片に近くなった葉をつけることが多いのだが、栄養状態の良い場所でよく育った個体では分岐部分に極端に大きな普通の葉をつけるためかなり雰囲気が変わる。

茎は地上すれすれを少しずつもぐったりしながら這って伸び、4mmから5mm程度の太くしっかりしているしっとりしたもので、赤みのあるもやしが長く這っているような印象。もぐっている部分で新しく栄養繁殖して、ちぎれれば別株となる。(外的な力によってちぎられなければ枯れて切り離されたりしないようで、そのままつながってネットワークになった一個体のまま。あたり一面がほんの数株ということもある。)
葉はしっとり薄く柔らかく質感はマットで中央が折れている以外には脈も見えずのっぺりしている。明るくややなよっとした印象の色
見た感じはかなりおいしそう。
日当たり等の都合はあるが茎が赤褐色に染まることがわりと多い。

全景の様子と葉について

オオジシバリ _allall オオジシバリ 深い裂け葉の個体 オオジシバリ 全景 オオジシバリ 全景
よく裂けた葉を持つものもあれば、小さく丸っこいジシバリのような葉を持つものもある。多様。

オオジシバリ 葉の色々 およそこのような葉形になる。左上2番目から5番目のような、シンプルで細長く葉柄に葉身が流れるような形状の葉が多い。

蕾と花茎の様子

オオジシバリ 蕾 オオジシバリ 蕾・葉・花茎 蕾と葉と冠毛(綿毛)の様子。
顕著なヘラ形の葉や、切れ込みのある葉。こうであればジシバリと顕著に異なり分かりやすい。

果実期の様子

オオジシバリ 果実期全景 オオジシバリ 果実 オオジシバリ 果実 オオジシバリ 痩果
放射状の冠毛と痩果中部との間がタンポポの仲間のように別パーツの軸のように見えるほど柄状にはならないで、痩果の上側が一旦強めに細くなった後緩やかに細く長くなっている。濃い目の灰褐色で渋い。
縦方向に鋭い薄いひだ状の稜が入る。稜の各面はすべすべしているがつやはない
よく見ると頭花の中心(内側)方向にやや内曲している多少扁平な形状。

冬場のロゼットの様子

オオジシバリ ロゼット オオジシバリ ロゼット 感じは花期のものとまったく同様。ただし寒いためよく赤みがさし、全体に白っぽくくすんでいる。また、場所によるが立っているものはやや少なめ。


もうひとつのオオジシバリはこちら。
【オオジシバリ-2】
【●ジシバリ(イワニガナ)】

花確認:
2006(F4)(F5)(F6)(F8)
2007(F3)(F4)(F5)
2008(F5)(F9)
2009(F3)(F4)
2011(F4)(F5)
実確認:
2006(C5)(C6)
2008(C5)
2011(C5)

宮城県版のタカサゴソウ属
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