まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

ザクロソウ

ザクロソウ 全景
ザクロソウ科
ザクロソウ属
Mollugo stricta L.

花は2.5mmから3mm程度、草丈は10cmから20cm程度。
各部でよく分枝、各枝は質が硬めでしっかりしている。それぞれ斜上し直立はしない。
葉はつやが強く、中央脈以外目立たない。
照りつけが強く邪魔者も少ない、荒れた空き地や砂利の駐車場の縁、畑等の色々な裸地に丈低く蔓延っている。
地面あたりに展開する葉は赤紫に焼けているものが結構ある。

全景と花の様子

ザクロソウ 全景 ザクロソウ 花1 ザクロソウ 花2 朝早く、7:00前に咲き始めた。
天気がよいとよく開花する。(白とびするのでちょっと困るのだが。)
5枚の花弁に見えるベージュと桃色の中間で縁が白いきれいな卵形のものは萼片。中央には、3つのふっくらした卵形で構成される卵状の子房が見える。
子房の窪んだというか折れた部分の下部から、子房の先端にわずかに届かない程度の位置までオシベが伸びる。
なお、裂開はこの窪んだ部分ではなく膨らんだ部分の中央から。窪んだ部分は裂片の中央脈部分にあたる。

花序の様子

ザクロソウ 花序1 ザクロソウ 花序2 よく分かれ花数はかなりのものだが、地味。花は上にあるようにこの萼片が開いた状態なのだが、よく見ていないと、蕾からいつの間にか種子ができている。
二出集散花序(茎の頂点に一花の小花柄を伸ばし花をつけ、その脇から対生の花柄を伸ばし、という、真ん中が一花の三又を繰り返す花序)で、段数は結構多い。
基部には薄皮小片状の苞があるが、0.5mm程度しかない上に張り付いているので目立たない。

葉の様子

ザクロソウ 葉 ザクロソウ 葉裏・茎 葉は披針形で、中央脈以外は目立たない。縁はやや波状になるものもある。1.8cmから2cm程度。
無柄で3枚が偏って「T」の字のような輪生状だが、上部では2枚だけで対生になっているものが多い。
表面も裏面もつやが強く、裏はぬめっとした見た目。裏面では中央脈がかなり目立つ。
茎は稜が鋭く目立つ。
表から見てやや多肉質に見えるものもあるが、裏から見ると、なるほど、丸く上げ底になっているだけの模様。
(シャドウボックスの一片を作る時に紙の裏をモデラーで圧したりこすったりして立体的にしたのと同じような感じ。)

果実の様子

ザクロソウ 裂けた子房(果実)から覗く種子 下を向いて裂けた子房から濃い茶色のつやの強い種子が覗く。ぽろぽろ零れる。

撮影に関して

コンパクトカメラのAFは細かいものは苦手。草むらの小さな草だったり、地面付近の細い草だったりすると、スポットフォーカスモードに設定してすらうまくいかず背景(草むらや地面)に合焦しがち。
かといってマニュアルフォーカスを持っているカメラでもコンパクトでは液晶で確認することになりかなり大変。それよりは、工夫してAFを使用する方向で。
片手持ちでの撮影に慣れている場合は、左手を被写体の位置に置いて合焦後によけて撮影、で何とかなる。
両手持ちの場合、同じ距離の別方向のものに合焦後に向きを変えて撮影。

花確認:
2007(F7)(F8)(F9)(F10)(F11)
2008(F7)(F8)
2011(F8)
実確認:
2007(C7)(C8)(C9)(C10)(C11)
2008(C7)(C8)

宮城県版のザクロソウ属
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