まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

カラタチバナ

カラタチバナ 全景
サクラソウ科 ヤブコウジ属
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Ardisia crispa (Thunb.) A.DC.

※花期の資料・果実の資料ともにないが、特徴的な葉だけでも同定可能なくらいの資料になるので暫定記事として公開。
小型の木本で丈は40cmから70cm程度。
しなやかな幹をやや斜上させ極端に大きなつやのある濃緑の葉を中部?上部にだけつける。
ほとんど分枝しない。
果実は赤く目立つが森の中で見かけるものでは数はそれほど多くつかないものが多い。
晩秋から冬にかけて果実は鮮やかに赤くなりつやがあり、食べられなければ春近くまできれいなまま残る。
花の枝は真っ直ぐ斜上し5cmから8cm程度で、花は先端にだけかたまって、散状か散状に極めて近いごく近接した総状で数の少ない(1から3程度)のものを総状に並べた感じに花・果実をつける。
散形総状花序でそれぞれの数が少ないもの、に近いか。

なお、花数というか果実の数が多いとこの枝ごと横向きに倒れマンリョウのようになる。

葉の様子

カラタチバナ 葉 カラタチバナ 葉表の拡大 カラタチバナ 葉裏の拡大
披針形で、葉柄はほとんどない。
濃緑でつやがあり、15cm程度もあるため森の中でもそこそこ目立つ。
彫りの深い側脈が、間隔が広く数本だけあり、かなり前方に倒れて走る。
葉縁はごく狭い範囲だけが裏にやや巻く。3mmから5mm程度、不正に間隔を置いて突起があるのも大きな特徴。

幹の様子

カラタチバナ 幹 結構年数は経っている個体のようだが、地際からくすんだ黄緑系で灰褐色や茶褐色ではない。葉痕や枝の跡等のせいでごつごつしているがややつやもありつるつるしている。
なお、中部から上部にしか枝・葉が見当たらないので妙なシルエット。

花後の花序の様子

カラタチバナ 花後の花序 カラタチバナ 花後の花柄 カラタチバナ 花後の萼
この場所では個体数が少なく…残念ながら果実をつけなかった。写真では分かりづらいが萼の中は空。
花の枝は1本、花数も全体で2個だった模様。
花の枝の先端側(ようは若い部分)から花柄にかけては白いつぶつぶした毛が密生、フラッシュを直接光で使用すると白く飛ぶ。

宮城県版のヤブコウジ属
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