まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

ウメモドキ

ウメモドキ トップ
モチノキ科 モチノキ属
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Ilex serrata Thunb.

花は5mmから6mm程度、樹高1.5mから4m程度。
雌雄異株
1から4程度の花をつける花序が、雄株ではやや多く、雌株ではやや疎らにつく感じだが、比較程度で大差ない。
若枝・花柄・小花柄・葉柄・葉裏脈上、そして花弁外側には軟毛が密

池に近い林縁や土壌が湿地状の林道脇で見られた。

全景

ウメモドキ 雄株 ウメモドキ 雌株 秋の果実は非常に目立つが、花は小さく葉序に埋もれてほとんど目立たない。

花の様子(雄花・雌花)

ウメモドキ 雄花 ウメモドキ 雄花の拡大 ウメモドキ 雌花
花序は散形。
花柄の基部に1対、線形か二股の線形の苞葉らしきものがつき、更に小花柄が分かれる散形の基部にも長楕円の苞葉がつく。
4弁が基本のようなのだが、5枚、6枚は普通に見られる。
花弁は卵形で先は円頭。
どちらもほとんど目立たず、ルーペで見ていて気づいた。
全体が白に近い薄桃色でところどころぼんやり少し濃くなっている。水彩のようで面白い。
雄花ではメシベがなく、やや直立したオシベ4本が黄色い鮮やかな花粉をつけて目立っている。
雌花では中央部に緑で大きな卵形で先端が皿を4つ合わせたような柱頭になっているメシベがあり、オシベはよく開いて上側にやや湾曲する4本をつけるが、機能するかしないかは、私自身では確かめたことはない。(一応、私が目にしたこれまでの少ない機会では花粉を見たことはない。)

幹・枝・葉序の様子・葉の様子

ウメモドキ 幹 ウメモドキ 枝 ウメモドキ 葉序
育った幹は無毛。この写真のレベルではすべすべしているが、更に育って何年もするとごつごつしたものになり、模様も相まって梅・桜の仲間のような印象はある。
枝はわきの枝が出る方向にかくっと出っ張る形になるよう、先が枝と逆に結構わかりやすく折れ曲がっている。葉序でも同じ
ウメモドキ 葉 ウメモドキ 葉裏 葉は狭卵形が多いがけっこうまちまち。基部はやや広めのくさび形で、たまに弱い円形になっているものも見られる。
縁は鋸歯が細かい顕著で、鋸歯の先が針状に細くなっていてやや開出、色も少し違うので近づくと目立つ。
葉の表面はつやがなく、ややがさがさした印象がある。葉裏は脈上に軟毛が密

若い果実の様子

ウメモドキ 若い果実 ウメモドキ 果実
特に若い果実は左の状態。ほとんど目立たないので、位置を把握していないと通り過ぎる。
9月半ばになって右のようになる。
ウメモドキ 果実 同じ群落のもの。10月半ばになり、花まだ青々としているが真っ赤な実が大量になったため周囲で存在感が強くなってきた。
ことに、下から見上げている位置のものは葉のある時期でも実がよく見えるのでより一層目立つ。

果実期の様子(表・裏・果実拡大)

ウメモドキ 果実期上から ウメモドキ 果実期下から
ウメモドキ 果実 6mmから7mm程度のつやの強い赤い球状の果実が、葉がなくなってみると結構たわわ。


花確認:
2008(F6)
実確認:
2007(C12)
2008(C9)(C10)

宮城県版のモチノキ属
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