まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

ニセコガネギシギシ

ニセコガネギシギシ トップ
タデ科 ギシギシ属
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Rumex trisetifer Stokes

花は幅1.5mから1.8mm程度、長さ3.5mm程度。草丈は後述の理由で参考にならない可能性が高いが10cmから13cm程度。(昨年見たものは18cm程度あったか…。)
とある高水敷なのだが、わりと最近まで長期間、草を刈って、重機を使用するために鉄板を敷いていた場所。(川の中に何かしていた模様。)ようやく解放され、鉄板のせいで荒地状だった場所に丈低い草がようやく生えてきた段階。
春の草がミニチュア化して(どれも本来の1/5以下の丈)8月の今、咲いている。
(ちなみにこの場所は工事の盛んな大型河川の下流付近なので、色々流れて一時的に居つくことが多い。そばにコギシギシも少し生えている。)
コガネギシギシ(Rumex maritimus L. var. ochotskius (Rech.f.) Kitag.)とわりと似ている。
全体の色が他のギシギシ類と比べるとやや明るい(明るい黄緑。ただしコガネギシギシほどではない模様。)ことと内花被片の縁の突起が非常に長く1対だけなのが特徴。

花序と花の様子

ニセコガネギシギシ 花序 ニセコガネギシギシ 花 コギシギシと比べると花序は輪生状のお団子同士の距離が詰まって全体でひとつの穂に近く見える。
ただし各花序につく苞葉は花と比べ大きく、線形の苞葉がつんつん突き出していてあまり単調ではない。

葉・茎と托葉鞘の様子

ニセコガネギシギシ 葉 ニセコガネギシギシ 托葉鞘 葉は長楕円状線形で先端も狭くなるが基部も心形や切形にならず狭いくさび形なのが特徴。
短い葉柄がある。
縁は全縁でややよれる。
托葉鞘はわりと宿存する模様。

果実の様子

ニセコガネギシギシ 果実 ニセコガネギシギシ 果実 大きくなった果実も横幅ができず狭く30度程度、極めて鋭い感じで、先も尖る。広いくさび形でほぼ切形なのでほぼ狭三角形。
3花被片ともに粒体があり同じ程度の大きさで、長さ方向と上方向には肥大するが幅があまり変わらないので、正面からは狭楕円、横から見ると半分に切った卵形。
異様に長い真っ直ぐな棘は1対だけ出ている。長さは、花被片本体の幅の倍からそれ以上あり、3.5mmから4mm程度。
ただしじっくり見るとそれより基部で短いものが1本出ている花被片もごくたまにあった。その場合1対ではなく片端にだけ出ている。まぁ、ごく少数。
…取れ落ちたものを探して撮影したため、写真もそれに当たった。…まぁ落ちているのがある場合できるだけそれを撮ることにしているので、贅沢は言えない。というか少数派を撮れたので運がよかったと思うことにする。また、多少萎れているのも我慢。(写真では、右端に見える正面の花被片と奥の花被片のそれぞれ長い1本の棘と、間に見える小さい方の線形の花被片以外に、奥の花被片の基部から出る短い方の棘が写っている。)
真っ直ぐで刺々しくみえるが少なくとも熟して褐色に乾くまではふにゃふにゃ柔らかい。


花確認:
2008(F8)
実確認:
2008(C8)

宮城県版のギシギシ属
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