まつどとか
千葉北西部、
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      周辺ぷち植物誌。
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シロバナヒメオドリコソウ

シロバナヒメオドリコソウ トップ
シソ科 オドリコソウ属
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Lamium purpureum L. f. albiflorum Goiran

ヒメオドリコソウ(Lamium purpureum L.)の、単なる品種(形態、forma.)。
花は幅3mm程度、長さは結構あって1cmから1.3cm程度だが筒部はほとんど葉序に隠れていてまともにシルエット上外に出ているのは6mm程度。草丈は5cmから20cm程度、下部が這う場合もあるので長さは30cm程度あるものも。
葉柄や茎もあわせ全草で赤紫味がほとんどないかまったくなく葉序は上の若い部分が白っぽい明るい黄緑になる。茎も同じような明るい白黄緑で、紫褐色や褐色、緑褐色(カーキ系)にならない。

花がなくても普通の桃色のものと比べて色合いが全く異なるのですぐにこれと分かるのだが、「数日前に除草剤を浴びて萎びて枯れ行く普通のタイプ」もほぼこれと同じ色合いなので注意は必要。まぁその場合そもそも周囲の様子全体がおかしいので周りを見ていれば分かるが。

私が出歩くエリアでは2009年4月の段階では二箇所、普通に青々とした草地で通常の色のものとともに見られる
周辺に異状はなく、この植物体にも除草剤を浴びた特有の傷みはなく問題なく、幼生株もこのタイプがいくつか見られ、痩果もきちんとできている。
→2010年春:二箇所とも、今年も問題なく咲いた。(うち一方は、広範な草刈で減ったのだが種が脇の方へも流れていたらしくそちらで数株見られた。)
→2013年春:全く別の新しい場所でも見つけた。といっても、広大な敷地に大繁茂するヒメオドリコソウの中にたった一株見つけただけだが。

全景と周囲の様子

シロバナヒメオドリコソウ 全景 シロバナヒメオドリコソウ 周囲の様子とともに シロバナヒメオドリコソウ 全景 中央は、色の比較用に上から引いて撮ってみたもの。花だけではなく葉序の上の方が明るいので非常に目立つ。
右は某施設敷地内のもの。周囲も似たような様子。

シロバナヒメオドリコソウ 全景 一歩くらい離れた位置で2010年にも確認できた。

花の様子

シロバナヒメオドリコソウ 花 シロバナヒメオドリコソウ 花 全体が白い花で模様ももちろんない
花粉は強く鮮やかなオレンジ色。よいアクセントなのだが、ヒメオドリコソウは斜め上方に花が向いていて上唇がフード状なので、ちょうど隠されて地面側からしか見えない。せっかくの派手ポイントなだけにちょっぴり残念だが、彼らにとっては人間は無用の存在らしい。
左の写真をよく見ると、花の右隣の奥の方に若い分果が見られる。ヒメオドリコソウはホトケノザと比べ頭がより平ら。


花確認:
2009(F4)
2010(F3)
2013(F3)
実確認:
2010(C3)

宮城県版のオドリコソウ属
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