まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

アカネスミレ

アカネスミレ トップ
スミレ科 スミレ属
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Viola phalacrocarpa Maxim.

花は幅1.5cm程度、草丈は8cmから12cm程度。
明るい草地等に見られる。濃いものでは目に沁みる鮮やかで濃い紫でノジスミレ等の色と似ている。薄い色のものもあり、ウスアカネスミレと呼ばれる。(薄いものは宮城県の某所のグラウンドの土手に大量に生えているのを確認。)
花は側弁基部が閉じ気味なのとその部分にはっきり太身の毛が生えるため中がそれほどあまり見えない。長い花柄を斜めに出し強く曲がって花をややうつむかせてつけるので、中が余計に見えづらい。
唇弁と距がほぼ真っ直ぐで距が長め、かつ上弁が強く後方に反ることでどうも不自然に平たい花
距・萼・葉・花柄と全草に白い微軟毛が生え少し粉っぽく白っぽい
この毛がよく白飛びするのでフラッシュ撮影時には注意。(ディフューザなしでは抑えられない。)

(※モニタの設定等の都合で青紫に見えている方へ:赤味のある系統の紫です。)

全景の様子

アカネスミレ 全景 アカネスミレ 全景 アカネスミレ 全景・雪 やや立った葉と、斜めに倒れている花とがほとんど同じくらいの高さになっている。
ついでに、同じ場所で2010年4月17日の様子。この4月半ばに降雪があり…アカネスミレと雪が一緒にある光景、

花と萼・距の様子

アカネスミレ 花 アカネスミレ 花 アカネスミレ 花の中 アカネスミレ 花の子房
千葉で見た個体は、唇弁の先端中央が結構強く窪んでいる。側弁もわずかに窪んでいる。サクラスミレのよう。
側弁基部が閉じ気味で花がうつむくのでシベはなかなか見えない。実はまだだったが終わった花で一応子房が見られたので撮影しておいた。子房全体に白い軟毛が密生。暑苦しい…。

アカネスミレ 花の横と距と萼 アカネスミレ 花の横と距と萼 アカネスミレ 花の横と距と萼 距は後方にわりと伸びている。太らず細くなるとされるが、同じ場所でも個体毎にかなりまちまち。下向きにくねっと強く曲がるものから、でっぷり太身になるものまで見られる。ただどれも花全体のバランスから見て長い
萼の基部後方に出る付属体は角丸四角で中央が弱く窪んでいる。
距も萼片も付属体も白い微軟毛が密生

葉と花柄と托葉の様子

アカネスミレ 葉 アカネスミレ 葉 アカネスミレ 葉 アカネスミレ 葉裏
葉は卵形から長卵形で縁は小さな切れ込みが入っているような程度の鋸歯。基部はふっくらした心形。
葉柄はほとんど翼状に葉身が続かず、上の方に少しだけある。葉は脈上とその脇周囲、葉縁、葉裏に白い微軟毛が密生。毛の見えない部分もつや等が全くない。
葉柄は葉身と同程度。
葉柄も花柄も微軟毛だらけで、ほぼ開出してわずかに下向きの毛になっている。
葉裏は、寒い時期の荒れ地に野ざらしの個体はともかく、普通は緑色。
アカネスミレ 托葉 托葉は線形ないし狭披針形でごく少数の目立たない櫛の歯状裂片がある。托葉も微軟毛が密生。


花確認:
2009(F5)
2010(F4)

宮城県版のスミレ属
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