まつどとか
千葉北西部、
        くさのめも
      周辺ぷち植物誌。
© T. Codd

ウシハコベ

ウシハコベ トップ
ナデシコ科
ハコベ属
Stellaria aquatica (L.) Scop.

花は6mmから8mm程度と大きい。花径の変異は大きい。草丈は20cmから40cm程度。
メシベ柱頭(花の中央部の白い部分)が5本に分かれることでハコベ属とは別属とされたこともあり、容易に区別できる。(旧ウシハコベ属)
花弁は10枚に見えるくらい深く裂けたウサギの耳型の花弁が5枚である。

よく蔓延り枝を分け地を覆っている。
葉のサイズも変異が大きいが、基本的に大きい。また、脈が目立つため他のハコベと雰囲気が異なる。

全景の様子

ウシハコベ トップ ちなみに12月の様子。真夏以外はほとんどいつでも咲いている。真夏にも場所によっては普通に咲いているものと思われるが、周辺では見かけない。

花序と花の拡大

ウシハコベ 花序 ウシハコベ 花 萼と花柄には開出した短い腺毛が目立つ。

葉の様子と茎について

ウシハコベ 葉 ウシハコベ 葉縁 葉は長卵形で大きく、3cm程度。時期や環境で他のハコベのような1cmから1.5cm程度のものにもなるが大抵大きい。
主脈だけでなく側脈も目立つ葉縁はやや細かくよれている。
葉縁について目立った特徴があり、縁の少し手前で筋溝が周囲を取り巻いているものが多い(※必ずではないのだが、これが目立つ場合が多い)。なお、ここより外側は紫味が強めな場合があるが色は個体差が大きい。
葉柄は下部から中部ではわりと長いため目立ち、茎の節上からとい形になった葉柄の左右縁には、長い開出したやや縮れた毛が生える。

茎にはやや開出した白い毛の密生する列面が一面だけあるが、たまに、上部・下部の量の違いではなくまったく生えていないものもある。(その場合も花柄には毛がきちんとある。)
節近くでは腺毛が混じる場合もある。
茎色は紫のものも緑のままのものもある。

花後から若い果実

ウシハコベ 花後・果実 ウシハコベ 果実 子房が膨らみきれいな卵形になって下垂し、まるで違う種類の「花」が咲いているよう。萼もやや伸びている。
左の写真は、中央上部3つのうち上2つが膨らみ始める頃のもの、その下が膨らんだ子房が覗いているもの、中央下部2つが子房が既に裂けたもので、萼の内側に花弁のように見えるものは子房の裂片。
結構大きく、長さ8mmから1cm程度になる。
種子も大きく、オレンジで1mmから1.2mm程度。


花確認:
2006(F4)(F5)(F6)(F11)
2007(F2)(F3)(F5)(F6)(F7)(F8)(F9)(F10)(F11)(F12)
2008(F1)(F2)(F3)(F4)(F5)(F7)(F10)(F11)(F12)
2009(F3)(F4)(F5)(F6)(F7)(F8)(F9)(F10)(F11)
実確認:
2006(C6)
2007(C7)(C9)(C10)(C11)(C12)
2008(C1)(C2)(C5)(C7)(C8)(C12)
2009(C3)(C4)(C10)

宮城県版のハコベ属
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